2019-2020山谷越年越冬闘争へ!
山谷越年闘争のスケジュールです。連日のめし作りと野営を軸にもちつきや夜回りも行います。野宿・日雇の仲間たちと力を合わせて年を越したいと思います。ご支援・ご注目よろしくお願いいたします。

うちあわせで作業の段取りや注意点を共有します。参加される方は是非うちあわせから!
山谷越年闘争は撮影禁止です。ご理解とご協力をお願いします。
越年闘争は城北労働福祉センター(台東区日本堤2-2-11)前で行います。なぜここでやるのかは以下をご覧ください。
城北労働福祉センターは野宿者を排除するな!センターから仕事に行きたい労働者にカードを出せ!
1960年代、山谷労働者は激しい矛盾の渦中にあった。ドヤの住環境も劣悪で地域からの差別や警察の暴力も日常茶飯事だった。景気の調整弁として、不況になれば即失業し食えなくなる。暴力飯場や手配師がはびこる。労働者は何度も暴動という形で怒りを爆発させた。
繰り返す暴動に驚愕し、それまで何もしてこなかった行政がはじめて山谷に介入する。東京都が「山谷対策」を打ち出す。その中でできたのがセンターである。幾度か形を変え1965年からは主要には東京都城北福祉センターが宿泊援護などを、財団法人の山谷労働センターが職業紹介を行ってきた。2003年にこの二つが統合して財団法人城北労働福祉センターとなり、2011年に公益財団法人となった。
私たちは1994年からこのセンターの前で越年闘争を行っている。日雇労働者の不安定な就労や失業についての行政(東京都)の責任放棄を許さないためである。
現在の登録者は約170名。十年前の2244名の1/10以下である。これは生活保護受給が進んだ以外に大きな要因がある。血圧が高いだのあれこれ理由をつけて労働者からカードを取り上げたのと、なにより大きいのは新規の登録を事実上拒否するというセンターカード運用の激変である。
「登録の可否は経済的に自立した生活を送ることが期待できるかどうかで決定する」としてセンターに頼らずともある程度日雇仕事に就けておりなおかつ山谷のドヤなどに宿泊している証明を持ってくることができる労働者以外を新規登録から排除するようになったのだ。つまり野宿状態にある労働者やこれから日雇仕事をやろうという人には新たにカードは出さないということだ。2014年度のカード発行数はわずか1枚、その後も年に数枚という状態でほとんどの人が門前払いされている。
昨年度の民間求人のうち、日払い求人が2321に対して紹介1362、長期が求人3790に対して紹介2494となっている。実際、求人が売れずに残っていることもあるが、その残っている仕事に行きたいからカードを作ってほしいという労働者も登録を断られ仕事に行くことはできない。それで「日雇労働者が減少し求人に未充足が発生している」と結論づけているのだから極めて恣意的である。
センターカードを断られた人がどうなっているか。生活保護をとるつもりがない場合、日雇仕事になかなかありつく機会が増えずさらに困窮しアルミ缶拾いの生活を余儀なくされたり、駅手配の飯場に行ったりせざるを得ない。
また一方でセンターは敷地からの野宿者排除を進めている。かつてセンター敷地にあった野宿者の荷物や夜張っていたテントはセンターからの追い出しにあい、商店街などに移動せざるを得なくなっている。「地域環境改善」などと花壇を設置し、実際には野宿者が寝られないようにしている。
「センターの利用対象者は山谷地域に居住し、かつ山谷地域で仕事を得ている日雇労働者である。」と謳いながら、野宿者を排除し新たな日雇労働者を拒むというセンターの姿勢は、当事者に大きな不利益を与えている。また、日雇労働に行政が介入することの責任放棄に他ならない。東京都の山谷対策の終了や再開発のための寄せ場解体のもくろみが見え隠れするものでもある。
無権利労働と背中合わせの日雇労働の就労過程に行政が介在することの意義は大きい。そして不安定な日雇労働者の生活には応急援護の存在は時には命の関わるものでもある。山谷対策を大きく後退させようというセンターのあり方にみんなで声をあげ、動かしていきたい。
【カンパのお願い】
資材、食材の購入、車両費用など、山谷越年越冬闘争を支えるカンパをどうかよろしくお願いいたします。
①郵便振替口座
郵便振替口座:00190-3-550132
口座名義:山谷労働者福祉会館運営委員会
②他金融機関などからの振り込み
銀行名 ゆうちょ銀行
金融機関コード 9900
店番 019
預金種目 当座
店名 〇一九 店(ゼロイチキユウ店)
口座番号 0550132
名義 サンヤロウドウシャフクシカイカンウンエイイインカイ

うちあわせで作業の段取りや注意点を共有します。参加される方は是非うちあわせから!
山谷越年闘争は撮影禁止です。ご理解とご協力をお願いします。
越年闘争は城北労働福祉センター(台東区日本堤2-2-11)前で行います。なぜここでやるのかは以下をご覧ください。
城北労働福祉センターは野宿者を排除するな!センターから仕事に行きたい労働者にカードを出せ!
1960年代、山谷労働者は激しい矛盾の渦中にあった。ドヤの住環境も劣悪で地域からの差別や警察の暴力も日常茶飯事だった。景気の調整弁として、不況になれば即失業し食えなくなる。暴力飯場や手配師がはびこる。労働者は何度も暴動という形で怒りを爆発させた。
繰り返す暴動に驚愕し、それまで何もしてこなかった行政がはじめて山谷に介入する。東京都が「山谷対策」を打ち出す。その中でできたのがセンターである。幾度か形を変え1965年からは主要には東京都城北福祉センターが宿泊援護などを、財団法人の山谷労働センターが職業紹介を行ってきた。2003年にこの二つが統合して財団法人城北労働福祉センターとなり、2011年に公益財団法人となった。
私たちは1994年からこのセンターの前で越年闘争を行っている。日雇労働者の不安定な就労や失業についての行政(東京都)の責任放棄を許さないためである。
現在の登録者は約170名。十年前の2244名の1/10以下である。これは生活保護受給が進んだ以外に大きな要因がある。血圧が高いだのあれこれ理由をつけて労働者からカードを取り上げたのと、なにより大きいのは新規の登録を事実上拒否するというセンターカード運用の激変である。
「登録の可否は経済的に自立した生活を送ることが期待できるかどうかで決定する」としてセンターに頼らずともある程度日雇仕事に就けておりなおかつ山谷のドヤなどに宿泊している証明を持ってくることができる労働者以外を新規登録から排除するようになったのだ。つまり野宿状態にある労働者やこれから日雇仕事をやろうという人には新たにカードは出さないということだ。2014年度のカード発行数はわずか1枚、その後も年に数枚という状態でほとんどの人が門前払いされている。
昨年度の民間求人のうち、日払い求人が2321に対して紹介1362、長期が求人3790に対して紹介2494となっている。実際、求人が売れずに残っていることもあるが、その残っている仕事に行きたいからカードを作ってほしいという労働者も登録を断られ仕事に行くことはできない。それで「日雇労働者が減少し求人に未充足が発生している」と結論づけているのだから極めて恣意的である。
センターカードを断られた人がどうなっているか。生活保護をとるつもりがない場合、日雇仕事になかなかありつく機会が増えずさらに困窮しアルミ缶拾いの生活を余儀なくされたり、駅手配の飯場に行ったりせざるを得ない。
また一方でセンターは敷地からの野宿者排除を進めている。かつてセンター敷地にあった野宿者の荷物や夜張っていたテントはセンターからの追い出しにあい、商店街などに移動せざるを得なくなっている。「地域環境改善」などと花壇を設置し、実際には野宿者が寝られないようにしている。
「センターの利用対象者は山谷地域に居住し、かつ山谷地域で仕事を得ている日雇労働者である。」と謳いながら、野宿者を排除し新たな日雇労働者を拒むというセンターの姿勢は、当事者に大きな不利益を与えている。また、日雇労働に行政が介入することの責任放棄に他ならない。東京都の山谷対策の終了や再開発のための寄せ場解体のもくろみが見え隠れするものでもある。
無権利労働と背中合わせの日雇労働の就労過程に行政が介在することの意義は大きい。そして不安定な日雇労働者の生活には応急援護の存在は時には命の関わるものでもある。山谷対策を大きく後退させようというセンターのあり方にみんなで声をあげ、動かしていきたい。
【カンパのお願い】
資材、食材の購入、車両費用など、山谷越年越冬闘争を支えるカンパをどうかよろしくお願いいたします。
①郵便振替口座
郵便振替口座:00190-3-550132
口座名義:山谷労働者福祉会館運営委員会
②他金融機関などからの振り込み
銀行名 ゆうちょ銀行
金融機関コード 9900
店番 019
預金種目 当座
店名 〇一九 店(ゼロイチキユウ店)
口座番号 0550132
名義 サンヤロウドウシャフクシカイカンウンエイイインカイ