竪川河川敷公園の情勢に引き続きご支援ご注目を!

1.22野宿者強制排除と襲撃を許さない江東デモ」にご参加いただいた皆様、天候の悪い中、本当にありがとうございました。
行政代執行による強制排除と直面している竪川河川敷公園の仲間も、遠いところからたくさんの方がかけつけてくれたことに、とても心強く感じているようです。
さて現在、竪川河川敷公園はさっそく緊迫した状態が発生しており、多くの皆様のご協力をいただきたいと考えています。
まず、今回の行政代執行にあたって竪川の仲間たちで話し合って決めた対応策と行動、そしてデモ当日の様子については、このかん行動に参加している仲間がまとめた報告があがっているので、以下をご一読ください。
https://sanya2.seesaa.net/article/201201article_17.html
↑この報告にあるように、工事が完了したA工区に再移転する形で建てられた仲間のテントに対し、1月23日(月)、江東区役所がさっそく様々な圧力をかけてきました。
(1)午前10時ころ江東区水辺と緑の課が13名で現れ、仲間が移転して新たに建てたテントに警告書を貼付していきました。
私たちは皆で警告書の意味について問いただしたり、これまで何年にも渡り「排除はしない」と言ってきたことを裏切っての代執行手続きに抗議をしたりしたのですが、江東区は私たちと一切話をしようとせず、今までにない高圧的な態度で臨んできました。
中には「無許可テントだ」などと新聞報道の表現をそのまま用いて強気な物言いをする職員もいました。
(新聞社には別途抗議をする必要があると思っています)
(2)また午後4時ごろ、今度は代執行対象地に現れ、既に小屋が移動したエリアを「工事用地として確保する」と言いフェンスで囲おうとしてきました。
フェンスが設置されれば移動する仲間の支障になること、そもそも設置の必要性がない、ただの嫌がらせであることを理由に抗議し、皆で阻止。
(3)ところがさらに午後6時ころ(区役所の営業時間外!)、請負業者の作業員が数名集まっているので何ごとかと尋ねると「区の人に6時に集まるように言われた」「フェンスの関係で」とのこと。
そこへ水辺と緑の課が大挙して現れ「今から公園管理上必要な緊急工事を始めます」としてフェンス設置を始めようとしました。
皆でどういう工事なのか説明しろと詰め寄ると「説明する必要はない」。
それでも皆で、税金を使った公共工事なのだから説明責任がある、契約内容、契約時期、工事内容、工事の目的を言えと食い下がると、水辺と緑の課荒木課長が突然部下たちに「お前ら俺を囲んで守れ!」とどなり、職員らは言われるがままに荒木を守るようにスクラムを組み(彼らも驚いて半笑いだった)、その円陣の中に業者の現場代理人を入れて
「今日は有害(ママ)が入ったので作業は中止します。賃金はお支払いします。明後日、同様の作業を行います。解散!」と伝えて撤退していきました。
荒木はフェンス設置の目的を「区民の安全を確保するため」ともらしていたので、代執行対象地ではなく、仲間の新たな小屋を囲おうとしていた可能性も充分考えられます。
「明後日」とは今日1月25日のことです。
私たちは当面、竪川で江東区が横暴なことを行わないよう警戒を続けます。
多くの人の目があることが、役所の横暴を抑止する力になります。
足を運んでいただける方は、少しの時間でも顔を出していただけるととても助かります。
また連日、厳しい闘いを余儀なくされる仲間たちを孤立させないためにも、江東区への電話やメールでの抗議、応援のメッセージ、差し入れ、問題の周知などなど、それぞれのお立場から可能な形でのご協力をお願いいたします。
また、同じく野宿者排除と対峙している荒川河川敷の仲間たちへも、引き続きご支援ご協力をお願いいたします。
<連絡先>
郵便:台東区日本堤1ー25ー11 山谷労働者福祉会館
電話:03-3876-7073(FAX兼)
メール:san-ya@sanpal.co.jp
ブログ:http://san-ya.at.webry.info/
twitter:@sanyadesu
